STSR 乾田直播栽培

播く作業を変える。
稲作の可能性を広げる。

シーダーテープで始める、乾田直播栽培。

  • 静岡県の圃場で手押し式播種機を操作する作業者
    静岡県での播種風景
  • 青森県の圃場でトラクターに装着したテープシーダー
    青森県での播種風景
  • 新潟県の圃場のトラクターとテープシーダー
    新潟県での播種風景

STSRとは

シーダーテープを活用した乾田直播栽培

STSRは、シーダーテープを使って水稲の種子を圃場に播く、乾田直播栽培の取り組みです。
種子に専用の処理を施し、シーダーテープに加工することで、播種作業を行いやすくします。
育苗や苗の運搬にかかる負担を減らし、中山間地などの稲作課題の解決を目指します。

乾田直播とは

水を張る前の乾いた圃場に種子を播き、出芽や生育の状態を確認しながら、適切な時期に入水して管理する栽培方法です。

※圃場条件、地域の気象、品種、播種時期などによって、適した栽培方法や管理方法は異なります。

STSR加工について

STSR加工では、種子に以下の資材を組み合わせ、シーダーテープに加工します。

  • MYKOS®
  • Agriful®
  • AZOS BLUE®
  • SUN GUARD®
  • 資材供給

    バイオシード・テクノロジーズ株式会社

    マイコス®他 資材供給元

  • 種子処理

    株式会社NORINA

    プライミング処理/マイコス®粉衣

  • テープ加工

    日本プラントシーダー株式会社(小津G)

    シーダーテープ加工

加工されたシーダーテープを、圃場に合わせた播種機で播きます。

STSRが目指すこと

  • 水の確保が難しい地域への対応

    用水が届きにくい地域や、水路の老朽化などによって水の確保が難しい地域での稲作を支援します。

    MYKOS®は、資料上では養分吸収をサポートする資材として紹介されています。

  • 育苗や苗の運搬にかかる負担の軽減

    水稲栽培では、育苗や苗の運搬に労力がかかります。STSRは、シーダーテープを活用した乾田直播によって、育苗作業や苗の持ち運びにかかる負担の軽減を目指します。

  • 大型機械を使いにくい圃場への対応

    道幅が狭い地域や、傾斜のある圃場では、大型機械の搬入が難しい場合があります。STSRでは、小規模・中山間地向けの播種機も使用できます。

  • 中山間地域の耕作放棄地への対応

    耕作放棄地をこれ以上増やさないため、低コストでの作付け支援により耕作放棄地の減少を目指します。

  • 6月の新潟県圃場の播種後の土壌と播種跡
    新潟県圃場 播種後(6月)
  • 5月の栃木県圃場で列状に生育する稲
    栃木県圃場 播種後(5月)
  • 8月の新潟県圃場に広がる稲の生育状況
    新潟県圃場 播種後(8月)
  • 8月の栃木県圃場で生育した稲と条間
    栃木県圃場 播種後(8月)

STSRの主な特長

1. 使用する種籾量を抑えられる

播種条件では、使用種籾量は次のとおりです。

資料では、通常直播と比べて使用種籾量を50〜70%低減できるとされています。

※使用量や結果は、播種条件、品種、圃場の状態などによって異なります。

使用種籾量

2.5kg/10a

条間28cm・株間20cm・1箇所5粒

2. 播種位置をそろえやすい

シーダーテープを使用することで、複数粒を播く場合でも、株間、播種深度、覆土を安定させやすくします。その結果、出芽や生育をそろえることを目指します。

3. 播種作業を簡単に行える

STSRは、圃場の規模や地形に合わせた播種機を使用します。大規模な機械投資や複雑な操作を抑え、導入しやすい播種作業を目指します。

STSRの播種機

圃場の規模や条件に合わせて、使用する播種機を選びます。

  • 手押し式テープシーダー TSA-7 ひばり

    手押し式テープシーダー

    TSA-7 ひばり

    小規模・山間地向け

    小規模圃場や山間地向けの播種機です。

  • 自走式テープシーダー TEM-4WD2

    自走式テープシーダー(4条)

    TEM-4WD2

    小中規模・山間地向け

    小中規模圃場や山間地向けの播種機です。

  • 圃場のトラクターに装着したテープシーダー TRA-8ST

    トラクター用アタッチメント(8条)

    TRA-8ST

    大規模向け

    大規模圃場向けの播種機です。

※播種条数についてはご相談ください。

播種前に行うこと

STSRによる乾田直播では、播種前の圃場準備が重要です。

圃場の準備

  • 前作の残渣物を取り除く
  • 播種前に除草を行う
  • 土壌表面を整える
  • 畑作のように、播種しやすい状態に仕上げる

特に、初期の除草を適切に行えるかどうかが、乾田直播の成否に関わります。

播種後の管理|雑草の確認

播種後は、稲の生育だけでなく、雑草の種類や大きさ、発生場所を継続して確認します。

STSR導入の流れ

  1. STEP 1

    圃場を確認する

    圃場の広さ、地形、土壌の状態、排水性、機械の搬入条件などを確認します。

  2. STEP 2

    圃場を整える

    前作の残渣物を処理し、除草、耕起、整地などを行います。シーダーテープを播きやすいように、土壌表面を整えます。

  3. STEP 3

    播種機を選ぶ

    圃場の規模や地形に合わせて、TSA、TEM-4WD、TRA-8STなどの播種機を選びます。

  4. STEP 4

    STSRを播種する

    シーダーテープを設定した播種機で播きます。播種後は、播種位置、深さ、覆土などを確認します。

  5. STEP 5

    出芽と生育を確認する

    圃場を定期的に確認し、出芽状況、生育のそろい具合、圃場内のばらつきを確認します。

  6. STEP 6

    雑草を管理する

    雑草の発生状況を確認し、適切な時期に防除を行います。

  7. STEP 7

    入水・水管理を行う

    稲の生育や圃場の状態を確認しながら、入水時期と水管理を行います。

まずはご相談ください

STSRの導入には、圃場の状態や地域の気象、作業時期、使用する播種機などの確認が必要です。
導入を検討される場合は、お問い合わせまたはInstagramのDMにてご相談ください。
圃場の条件を確認し、適した播種方法や機械についてご案内します。

ご相談の際は、次の情報をお知らせいただくと、よりスムーズです。

  • 圃場の地域
  • 圃場の面積
  • 圃場の形状や傾斜
  • 道路から圃場までの搬入条件
  • 播種を予定している時期
  • 使用を検討している品種
  • 圃場の排水性や土壌の状態
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